青空の小径 演奏中 Off 

中村千尾 詩

朝が そっと
青空に立てかけた
黄金のハープ

露にぬれた
美しい夏の手に抱かれて
眠っているのは誰だろう
したたる緑の小径から
夏の太陽が
もう私達を呼んでいる

開け放された果樹園の扉よ

光や 匂いに
甘く彩られ
木の枝や葉の蔭で
うっとり実る果物よ

日に焼けた少女の清らかな肌に
若いアポロは口づけする
ああ降りそそぐ光よりも爽かに