スイス旅行T.過去のスイス旅行、そして今回の出発まで
   私自身は、スイスに行くのは4度目になる。  初回と2回目は、仕事の関係でアフリカのナイジェリヤに行った帰途、スイスに寄ったのである。  勤務先の会社はナイジェリヤの通信線工事に1976年頃からかかわっており、私も80年まで 約5年間毎年半分はラゴス、半分は千葉という生活をしていた。  日本とナイジェリヤの行き来はヨーロッパ経由が普通で、航空会社のサービスでヨーロッパで一泊出来たのである。  フランクフルト、ロンドン、パリ、アムステルダム、コペンハーゲンと、その都度短い滞在ではあるが、各国の都市の空気を味わった。

   78年2月帰国の際は、ちょっと贅沢にラゴスからマドリード、ジュネーブと乗り継ぐルートを取った。  この時は同僚の貿易部Hさんとの二人旅であったが、彼の強っての希望でジュネーブからバスでシャモニー(フランス)に向かった。  モンブランを見てやろうという魂胆である。  シャモニーはスキーシーズンの真っ只中であった。  降雪のため、エギーユ・デュ・ミディへのゴンドラも運行しておらず、 唯一動いていたブレヴァンへのゴンドラに乗ってみたものの、これも途中のプラン・プラ迄でストップ。  吹雪で何も見えないゴンドラ駅のプラットホームで寒そうな記念写真が撮れただけであった。 (写真右)
   その後ナイジェリヤではいろいろなことがあった。  78年11月には現地エージェントと仕事上の諍いがあり、突然の国外退去処分を受け、 80年5月には集団強盗団に宿舎を襲われる恐怖も味わった。

   その強盗事件の2ヵ月後2度目のチャンスが巡って来た。  今度は気ままな一人旅であり、7月のハイシーズンの最中、早朝にチューリッヒ空港に降り立つことが出来た。  この時皇太子殿下(現天皇)が20数年前に滞在された土地ということでグリンデルヴァルトの名前は知っており、そこに行くことにした。  インターラーケン西駅に程近いホテル・ガルニに2泊し、中1日グリンデルヴァルトからユングフラウ・ヨッホ行きの登山電車の旅とフィルストのリフトによる空中旅行を楽しんだ。  当時はフィルスト線はゴンドラでは無く、2人乗りのリフトでヨーロッパ最長をうたっていた。 (写真左)
 見下ろす大地には色とりどりの高山植物が咲き乱れ、 リフトが高度をあげるにつれ次々と現れるアイガーなどアルプスの山並みに天国を感じた。  ナイジェリアでの酷い経験が嘘のように思え、いつか此処にはまた来るぞと誓った。

   その望みが叶ったのは15年後の95年7月で、今度は家内と娘を連れてのパーケージ旅行である。  この時は再訪のグリンデルヴァルトに加えて氷河特急に乗り、ツェルマットではリッフェル湖の「逆さマッターホルン」も絵葉書のような理想的な姿で拝むことが出来た。 (写真右)
 10日間連続の好天に恵まれた旅の終わり、ジュネーブの街の小さなレストランで言葉が通じないながらも美味しい料理にありついて大満足。  ここで手に入れた綺麗な懐中時計を眺めながら、もうここには来れないかなと感じたのだが、、、、、、

      そして4回目。







   いつものハイキング仲間で今度は手作りのトレッキング旅行をしようということになり、数年がかりの計画の後、ついに今年実現したのである。  前回からは11年目になる。 いざ出発。(写真下)

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