スイス旅行U.ルツェルン と ピラトゥス  6/28-29
   6月28日、午前10時半成田発の直行便、時差もあるから、午後4時過ぎにはチューリッヒ空港に着いた。  そして空港の地下駅から、 列車に乗れば約1時間で、もう最初の宿泊地、スイス中央の観光都市ルツェルンである。  ここでは簡単な市街観光を行い、翌日すぐそばのピラトゥス山に登った。  ホテルは駅のすぐ脇のMonopol。

ルツェルン駅前、船着場。大聖堂が見える。 ロイス河畔の屋外レストラン。
●カペル橋
 ルツェルン湖から流れ出すロイス川にかかる古い屋根付きの木橋で全長に飾られた草花が見事であった。  梁の所に描かれている建国の歴史が題材という絵も、近年の火災を免れたらしいものが飾られていたが、こちらは暗くてよく見えない。  (絵は本永氏撮影)

●ムゼーク城壁
 市内市街地に入り組んでおり、散歩ぐらいではなかなか全貌がつかめなかった。  生活に不便ながら、観光のために残しているようだ。
●瀕死のライオン像
 市街地のやや外れ、天然の岩壁に刻み込んだ一匹のライオン像。  これはフランス革命の時、パリテュルリー宮殿でルイ16世を守りきれずに全滅した数百におよぶスイス人傭兵の悲劇を悼むものだそうだ。  スイスは永世中立を謳いながら、実は伝統的に傭兵を送り出す国らしい。  最近もバチカン市国ローマ法王庁の衛兵はすべてスイス人から選ばれるという話をニュースか何かで聞いた。
●4つの森の国の湖(Vierwaldstättersee)
 ルツェルン湖の正式な名前。ルツェルンはスイスのほぼ中央に位置するこの湖の北端にある。  ピラトゥス山の登り口までは遊覧船で行った。  静かな深緑の湖面に映るルツエルンの大聖堂の尖塔や、途中でいくつか寄った小さな町や村の家々が美しかった。  南方にはずっと湖がひろがっていて、曲がりくねっているため終点は見えないが、グラルナー・アルプスと呼ばれる地域の雪山が見え、 そこにせまって行く谷々は解説書によれば、古くから南方のイタリヤへ通ずる要衝の地域として開け、 あの伝説の人ウィリアム・テルの活躍など、建国の機運が真っ先に生まれた地方である。

      アルプスに続く谷(本永氏撮影)
●ピラトゥス山
 ルツェルン湖から船は隣のアルプナーハ湖に入り、アルプナーハシュタットで下船。  ここからは頂上近く迄登山電車で上る。  世界一の急勾配という、写真のところはたいした事無さそうであるが、確か線路際の標識では45度を超えるところがあった。  2000mを越える山上からは遠くベルナー・アルプスも望めるとのことだったが、丁度降雨があり果たせなかった。  下りはゴンドラを乗り継いでクリエンスに降り、バスでルツェルンに戻った。
 ピラトゥスの名はユダヤを統治していた、ローマ総督ピラトによるという。  ラテン語のミサ、「クレド」を歌ったことのある人ならご存知の悪名高き「Pontio Pilato」である。  八ヶ岳蓼科にも「ピラタス」名の施設があるが、あれも同じであろうか。(登山電車の写真以外3枚は本永氏撮影)

●初日の夕食は旧市街のレストランで
 外国のレストランでのメニュー選びに不得手な小生、仲間の助けで Rösti なるものを注文したが、 じゃがいもを細く切ってチーズでからめたもの。  どうもスイス料理は苦手だ。

●スイスの列車は静か
 スイス自慢の列車に乗ってみるととても静かなのである。  広軌であり、長尺レールであり、機関車牽引である。  同行のS君は鉄道の専門家であるからいろいろ講義してくれた。

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