高川山976m... 桂川と笹子川に挟まれた展望台 2006/05/22
またまた濃厚な春霞! 阻まれた富士展望
   もうずっと秀麗な富士の姿に接していない気がする。 住んでいる湘南からは空気の澄んでいる時なら常に見えているのだが、ハイキングの時はまた格別なのだ。 会えないと物足りない。 今回は台風1号崩れの通り過ぎた前日はさぞかしと偲ばれたが、当日頂上にたどり着いた我々の前には唯乳白色の空が拡がっていた。
   何とか見えている20km圏内の山々の同定が終わった頃S君が「あゝ見えている」と言い出した。 M君も続く。 「えっ! 何処?」と僕には見えない。M君の指先を追っても.....何も。 しばしの無言のあと、漸く残雪の白黒模様に気がついた。 自分の眼球の表面を流れる涙か、角膜の汚れかと思わせる代物であった。 我々の後に到着したハイカー達も、一様にしばし南方を眺めては「あゝ駄目だ」とため息をつく。 そこに「見えていますよ」と得意げに教えてやる。そんなことを何回か繰り返した。
   犬は「ビッキー」という。 でも呼んでも尻尾を振って寄って来るなんてことはない。 頂上の木箱に収められていた寄せ書きノートによると4、5年前からここに住み着いた迷犬らしい。 食べ物はハイカーのお弁当のおこぼれだろうが、水はちょっと大変だろう。沢筋はかなり遠い。
   今回は初狩駅から田野倉駅に抜けるコース。 この付近残念なことに温泉が無い。 大月の料理屋で近所に銭湯があると聞いた。 この次はその銭湯に浸かろう。


山つつじの咲く明るい尾根道 高川山頂からの滝子山 孤高の犬ビッキー

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