ゆりかもめーる
友人へのメール(2008.01.04)
  「かもめーる」は暑中見舞いはがきですが、これは冬の便り「ゆりかもめーる」です。
  ゆりかもめは赤橙色の嘴と脚、耳の後ろの黒斑が特徴のかもめの一種です。  自宅そばの引地川沿いを散歩していたら、湘南台高校のグラウンド脇の上河内橋の欄干に勢揃いして迎えてくれました。   太陽の方を向くのが好きな鳥のようです。  図鑑によるとこの鳥は冬鳥で、夏はアムール河流域から遠くバイカル湖辺りに営巣するもののようです。

  ゆりかもめはご存知のように東京都の都鳥(とちょう)に選ばれて、お台場のモノレールの名になりました。  これは多分、古代、中世まで「みやこどり」と呼ばれていたのがゆりかもめという定説に基づくものでしょう。

      名にしおはばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと

  伊勢物語、古今和歌集に収められた、在原業平の歌とされるもので、平安時代、都から遠く関東まで旅した業平が、 隅田川の渡しで都では見慣れぬ鳥を見付け渡し守に訊くと、「あれはみやこどり」と教えてくれた。  その名にあやかって、都に残して来た恋人の安否を尋ねよう...という内容。
  なお現在はゆりかもめは、海岸だけでなく河川への遡上が多くなり京都でも見られるようになっているとのことです


ゆりかもめ

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